天地の神さまとは

今日も陽が昇り、陽が沈み
新しい命が生まれています。
私たちの心臓の鼓動は、お母さんの胎内にいるときから、昼も夜も休みなく続いています。
大変なパワーです。
これが天地の神さまのはたらきです。
人種にも、文明にも、宗教にもかかわりなく、
太古の昔から変わりません。

その神さまと一つになって、私たちの生活のすべてが包み込まれれば、どれほど心強いでしょう。
そのことを初めて体験した人がいます。
その人は、私たちと同じ普通の人間です。
ですから、神さまに通じる道筋も、私たちの暮らしの中にあります。特別な難行苦行をすることはありません。天地のはたらきも、神さまに通じるはたらきも、太陽や月の動きのように、時がたっても、いつまでも変わることはありません。

神さまは、私たちの心の親です。子が親に物事を頼むのは当たり前なのです。神さまを親だと思って、どのようなことでも、無理だと思わずに心から願えばいいのです。心からの願いは、必ず神さまに通じます。頼まれるのが役前だと言われる神さまですから…。
金の杖をつけば曲がるし、木や竹の杖をつけば折れますが、神様を杖につけば、いつまでも折れることも曲がることもないので安心です。

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私たちの心は、目には見えませんが幸せの器です。
樹の枝が栄え、葉が茂るのは、幹が太るからです。幹が太るのは、大地の中に、外からは見えませんが、根が大きく張っているからです。
幸せの樹は心の中に根を下ろします。豊かな大地には様々ないのちが育つように、豊かな心には様々な幸せが育ちます。
心は、日々の暮らしの積み重ねの中で、少しずつ、しかし際限なく豊かになります。
豊かな心とは、和らぎよろこぶ心です。

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