教祖生神金光大神さまは、幕末期の1814年(文化11年)、現在の岡山県で農民の子としてお生まれになりました。
幼いころから父親に背負われて、神社やお寺に連れて行かれ、少年期には“お参りが楽しみ”という信心深い人間に成長されていきます。
42歳のとき大病を患われ、『そのほう、建築・移転のさい、神に対して無礼があった』と、神さまから声がかかり、「凡夫の身でわかりません。知らず知らずのご無礼、お許しください」と心からお詫びされ、一命を取り留められました。
その後、神さまのお試しが次々とあり、そのすべてを受け切っていかれました。
神さまはその実意ていねいぶりを喜ばれ、「世間には大勢の難儀な人々がいる。取り次ぎ助けてやってくれ」というご神伝が下がりました。こうして「神と人とを取り次ぐ道」が開かれていきました。