今月のことば

湯川浩一(ゆかわこういち)

1966年(昭和41年)二代教会長・湯川信直師長男として出生。
慶応義塾大学経済学部卒。1989年(平成元年)金光教教師拝命。
2006年(平成18年)信直師逝去の後三代銀座教会長に就任。

銀座教会長 湯川浩一

銀座教会長 湯川浩一

銀座教会の布教九十年に向けて

一月二十日には銀座教会の布教記念祭を仕えさせて頂きました。
このお祭りはほかのお祭りと違って親教会である玉水教会の大先生が祭主として仕えてくださいます。

湯川誠一銀座教会初代親先生が東京に布教したのは、「大先生(湯川安太郎玉水教会初代大先生)の“東京にも難儀な人がたくさんおられる、その人たちを一人でも多く助けさせていただきたい”というお願いを受けて、大先生に代わって布教するのである」という思いから、初代大先生に祭主としてお祭りを仕えて頂けれていたのです。初代大先生が亡くなられてからは、親教会の歴代大先生が祭主を仕えて下さっているのです。

今年は布教してから八十九年になりますので、来年は九十年のお祭りということになります。しかし、初代親先生は、何十年祭といった形でのお祭りはしてきませんでした。やはり親先生は“大先生に代わって”という思いを年々確かめるようにこのお祭りを仕えてきたのだと思います。

ですから、来年も九十年祭としてのお祭りはいたしませんが、何もしなくていいわけではありません。私たちの信心を、それぞれがしっかり進めていくことが大切です。そのためには今までの信心とは違った工夫をしていかなければなりません。それぞれの持ち場立場で少しでも工夫させて頂いて、九十年のお祭りを迎え、その後十年すれば百年のお年柄を迎えるのですから、初代大先生、初代親先生、二代親先生の信心のお徳で生まれたこのお広前で、しっかりと信心させてもらっていかなければなりません。

(「銀座だより」4月号 「お徳の中で」より)