銀座教会二代教会長・湯川信直師の教え
湯川信直師は貴重な教えを、たくさん私たちに残してくださいました。日ごろのお話に、イラストを添えてご紹介します。きっとあなたの心の片隅に残ることでしょう。


災難を逃れたい、楽にしてもらえばそれでいいという思いで願っていても、困難なことはいくらでも起きます。そのためにお広前があり、お引き寄せ頂いているのです。

「日参せよ」とか「家を拝め」とか「会社を拝んで入れ」とか教えられます。これらは形が重要なのではなくて、そのことを通して心を整えていくことが大切なのです。

今は暑さも寒さも冷暖房の設備が整っていて快適に働くことができます。これが当たり前だと思っています。「結構の結構知らず」。信心は「結構」を知ることなのです。

何か一つでも改まれば、前とは何かが変わってきます。これは当たり前のことで、何も不思議なことではありません。

日々のおかげが365回重なっての一年です。一日一日のおかげを頂いていかねばならない自分自身であることを自覚して、参拝させて頂きましょう。

お年寄りは、生かされて生きている限り、息ある限り、ご用、役前があります。これまでの経験を生かして、真に世の役に立つあり方を見つけて頂かねばなりません。