銀座教会二代教会長・湯川信直師の教え
湯川信直師は貴重な教えを、たくさん私たちに残してくださいました。日ごろのお話に、イラストを添えてご紹介します。きっとあなたの心の片隅に残ることでしょう。
「結構なおかげを頂きまして」と神様にお礼をいいましても「毎日息をさせていただきまして」というところまではいきません。当たり前のことはしらんぷりなのです。
お道は神様の願いによって生まれました。みなさんが助からないと神様が助からない。その思し召しをどこまで理解しているでしょうか。
病気したときにお医者さんに診てもらい原因を探します。それとは別に神様から自分に何か要求があるのではないかと考えていく、これが信心を求めていくことです。
「はしのこけたようなことでも願え」とみ教えにあります。実際にそこまで結びついた生活が出来ているでしょうか。「面倒で窮屈なはなし」になっていないでしょうか。
「信心」とは「信念」を育て上げることです。たとえ「おあかげやらん」と神様がおっしゃっても「おかげはわが心にありですから頂きます」これが「信念」です。
自分に都合のいいことはおかげと思えますが、都合のわるいことはおかげとは思えません。しかし何事もおかげなのです。