銀座教会二代教会長・湯川信直師の教え
湯川信直師は貴重な教えを、たくさん私たちに残してくださいました。日ごろのお話に、イラストを添えてご紹介します。きっとあなたの心の片隅に残ることでしょう。


神様は私たちの心をお見通しです。ですから私たちの心がはっきり決まるのを、いまかいまかとお待ちになっているのです。

「改まり」というのは、悪いことをしたので改めるということではなく、神様から恵まれて生かされているのに、自分勝手な生活をしていることを改めることなのです。

「信心をしている」と胸を張っていいましても、私たちの信心は、自分が困っていることをお願いすることしかしていないような信心ではありませんか。

「おかげを頂く」とはどんなことを指していうのでしょうか。いくらお願いしても自分の願いがかなわないときがあります。先代教会長はいっておられます。「おかげ話は30年たってから。」

お願いしてパッと結果が欲しい。人間ひとり助けるには、親から子、孫まで助からなければ助かったことにはならない。これは信心の基礎工事みたいなものです。

「信心とは心が神に向かうことぞ」と教えられていますが、その心がしっかりしません。だからせめて教会に足を運んで、体に信心をおぼえさせなさいとなるのです。